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部署初!東京↔大阪間のフルリモート勤務をしてみてわかった「主体的になれる環境」の重要性の話。

それは、外出自粛絶頂期の2020年5月のこと、、、

(上司)「異動は7月1日から、スケジュール通りで大丈夫です。」
(ぼく)「ありがとうございます!」
(上司)「ただし」
(ぼく)「ただし、、、?」
(上司)「今いる大阪からフルリモート勤務で業務よろしくです
(ぼく)「ハゥア?!?!?!?

社内公募制度で営業からwebディレクターへの念願の異動が叶ったぼく。
もともと、エン・ジャパンのプロダクト制作を担うデジタルプロダクト開発本部(通称:デジプロ)は、全員東京の本社の勤務。

感染症対策から転じて、今は積極的にリモートワークも取り入れる姿勢になっているエン・ジャパン。

コロナ禍の状況ながらも、てっきり今いる大阪から東京に異動すると思っていたぼくは、もともと勤務していた「大阪」で、上司、同僚の全員が「東京」で行っている業務をフルリモートでスタートしたわけです(しかもデジプロ初!!!!!)。

今だから正直に言います。
不安じゃなかったわけがない!!!

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でも結末からお伝えすると、なんの違和感もなく、むしろ楽しく、今こうしてデジプロで勤務できています。おしごとたのしい!

そんな経験をできたぼくだからこそ、環境の大切さを身をもって実感できたお話がお役に立つはず。

今日はフルリモートの同僚・部下を受け入れる人向けに!
実際やってみてわかった環境の重要性、特に「主体的になれる環境だと、スムーズに異動デビューできたよ!」というお話をしたいと思います。

こんな方におすすめ

・これからフルリモートの部下・同僚ができて、受け入れに不安のある方

こんなことが書かれているよ

・フルリモートは悪いことも率直に言える環境だと安心!
・その人のフルリモートじゃない強みを見つけよう!
・課題は「『初めまして』のコミュニケーション」かも。

※このnoteにおける「フルリモートワーク」は、東京-大阪間等出張ベースでしかオフィスにいけない状況下や、オフィスにほぼ全く出社できない状況でのリモートワークを想定しています。
また都内でのフルリモートは弊社20卒のみなさんが先に様子をレポートしてくださっているので、是非ご参考ください。


という訳で前フリが長くなりましたがはじめまして!
今年7月から社内公募にてデジプロに異動して「engage」「エン転職」のwebディレクターをしているいけだです。

ちょっと自己紹介をします!
長崎県という本土最西端のド田舎生まれ、福岡県の予備校に通った後、
兵庫県の大学に進学し、エン・ジャパンに新卒で大阪支社に配属され、「エン転職」の営業に3年従事し、今に至ります。よろしくお願いします!


結局なにが不安だったの?

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人にももちろんよるとは思いますが、未経験職種、かつ初めましての人が大半の組織で、1度も対面でコミュニケーションができない、、、となった時に、特に自分が思っていた不安点は以下の2点でした。

①報連相がスムーズにできないんじゃないか
リモートはチャットでのコミュニケーションが主で、周囲の人が今、何をしているのか全然わからない、、、

初めての業務が多いので、「ちょっとここわからないんですけど!」や「ここで困ってます!」の声かけがパッとできないんじゃないかという不安。

特に文字ベースでの報連相って、文章を打つ手間があるのでハードルが声掛けより高いし、相手の顔色も伺えないから怖い、、と思っていました。

②リモートだからハンディキャップがあると思われないか
せっかく新天地でもらったお仕事のチャンス。
「できる仕事をどんどん増やして任せてもらえるようになりたい!」と自分では思っていても、上司や同僚から「対面で仕事ができないと、これは任せられないな、、」とリモートが理由で諦められてしまうことがあるんじゃないかと思っていました。

特に以上の2点で、ちゃんと業務できるイメージが全く無かったです。
大なり小なりフルリモートで仕事に取り組む方が持つ疑念ではないでしょうか。


でも思いのほか、そんな不安が吹き飛んだのがリモート下でのデジプロの仕組みや文化のすごかったところ。特に「主体的に」、仕事がしやすい環境が整っていました。今日は2点お伝えしたいと思います。


良かったこと①
キモチを思ったまま伝えるしくみ。(敬語禁止!!??)

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フルリモートの仕事を始めて、最初のタイミングで上司に要望されたのが「素直に感じた喜怒哀楽や、思ったことを伝えてほしい」ということ。
良いこともそうなんですが、
不便に感じること、嫌なことも正面切って伝えていいんだ!
と思うことで、上司と一緒にその解決や代替案を考えるようになりました。

その上で、文面ベースのやり取りの中でも、思ったことをスムーズに伝えられる仕組みが浸透していました。

例えば、デジプロで行われていたのは、「社内の(過度な)敬語禁止」というルール。異動して始業30分後にこれを見た時、「スゲエ部署だ、、、!」となったのを今でもハッキリ覚えています。

×お手すきの際にご確認いただけますと幸いです。
○確認お願いします!

こんな感じ。文体を気にしすぎずに、ストレートに伝えられます!

リモートだと特に誰にも話せず、1人で考えこんでしまうようにすぐなってしまいがち。

でも、上記のように要望や仕組みがあれば、
例えば
「回線が弱くてスムーズに会話できない」とか、
「上司の人となりがわからないし、いつも考えや背景がわからない」
というような少し言いにくい問題があっても
今すぐ伝えるだけ、ありのままでDMを送ろ!
あ、こんなことあったから1on1で上司に言って解決したろ!
と切り替えて業務に専念できるのはとても良かったですね。

「すぐに」言えるようになるだけで、行動やマインドが全然変わる!

と気づけました。


良かったこと②
認められる環境があるから、リモートでも臆せず仕事を取りに行ける。

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不満・不安の払拭や報連相はできるようになった。
でも、ぼくはちゃんと役に立ててるのか?フルリモートになったことで周りに遠慮させてしまわないか?ハンディキャップを感じさせてしまうことがもう一つの不安でした。

僕としても「こういうことができるこういう人です!」ということを周囲に定着させなきゃ!と焦っていました。

しかし実際は逆!
周囲の人から、いつの間にか得意なことや、やったことを称賛して、タグ付けしてもらえたので、「これが得意なので、仕事任せてください!」と自分から伝えて、チャレンジできるようになりました。

・メルマガの結果を毎日感想つきで広報していると、
メルマガのことなら池田さん!

・元営業だったので、「この施策、営業だったときはこう使うと思います」と意見だししたら
営業観点の意見を聞きたかったら池田さん!

・やることがないのでとりあえずミーティングでニコニコしていても
とりあえずめっちゃポジティブな池田さん!

というふうに仕事上の特徴で判断してもらったことで、
「ぼく、これならできます!!」と言えることが自然と増えて来ました。

皆さん強みを見つけて褒めるのがとにかく上手い!!

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特に上司からアドバイスを受けて始めた、「応募獲得のためのメルマガの書き方をみんなに広報」するメルマガノックは皆さんに強烈に「メルマガの人」という印象を持ってもらうきっかけになりました!これだったらメルマガの仕事は任せてください!と悩まずに声に出せます!


ちょっとした懸念は、「新しい人脈」。

最後はちょっとした懸念。

特段困らなそうに見えたデジプロでのフルリモートですが、メンバーからするとどうしても「初めまして」の人に話しかけるのが対面よりハードルが高いです。

なぜなら、用事がないと声をかけることがまずないから。なので僕自信も日常的に接するメンバー以上の会話の枠が広がっていないのは実情です。。

なので、もっと厚かましく、ガンガン助言をもらいに行く姿勢を自分で持たないとな!というのが直近の課題です。出社することがない前提だから、いつか声をかけなきゃ始まらない!

とはいえさすがデジプロだな、と思ったのは、最近Oviceが入ってそれもなくなってきたこと。

バーチャルオフィスをオンラインで作れるサービスなのですが、これを使うと偶然に会話がしやすい!!(集中して作業してて、いきなり後ろから声をかけられて「ウワァ!」となるのはそれっぽいなと思いました。)

仕事で受け入れてくださる「人」ももちろんなのですが、解決できないことがあればやはりテックで解決する思考はPCを通してしかコミュニケーションしない今すごく重要だと思います!


主体的に働ける環境が、フルリモートの安心感を生む。

上記、色々とフルリモート環境でやってみて・やってもらってよかったことや懸念を挙げてみました!
改めて振り返ると主体的に働けるってフルリモートですごく大事だなと思います。

・悪いことも言っていいから何でも言いやすい!
・強みがわかっているから、立候補しやすい!
・「初めまして」の声もかけやすかったら、もっとわかりやすい!

こんな環境を用意してもらうことができれば、きっとフルリモート始めての方でも、戸惑わずに業務ができるはず。

もしフルリモート勤務をやる・受け入れる方であれば、この観点から振り返ってみて欲しいです!むしろ困られたらフルリモート経験者として(?)ご相談に乗るので、是非ご一報くださいませ。

というわけでこれから今度は自分発信で、フルリモートのお仕事でも全然問題ないじゃん!と皆さんに思わせられるはたらきをガンガンやっていきたいなと思う所存です!

デジプロ初のフルリモート人材池田、これからも皆さんの力を借りながらデジプロのリモート勤務の地平を切り開いて行きたいと思うので、またnoteで報告しますね!


そんなこんなで新しい働き方もガシガシ開拓中のエン・ジャパンでは引き続き新しい仲間を募集中です!以下リンクからチェックしてみてくださいね!最後まで読んで頂きありがとうございました。


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