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株式会社グッドパッチ栗田 透さんに学ぶ!はじめてのUXデザイン#1

" 明日からUXデザインを任せます " と
もし突然言われたら、なにからはじめますか?

きっと多くの方が「 学ぶ 」ところから
スタートすると思います

このnoteはこれからUXデザインをはじめる方に向けて、学びの”きっかけづくり”を目的とした記事になっています✍🏻

「もうUXデザインやれちゃうぞ」という方は
こちらの記事がおススメです


《  このnoteはこんな方におススメ  》
・UXデザインがなにか、まだよく分からない という方
・これからUXデザインについて勉強しようかな と思っている方

《  このnoteにはこんなことが書いてあります  》
・UXデザインとはなにか
・どうやってUXをデザインするのか

はじめまして

こんにちは、末次と申します
私はデジプロの中でもDesignグループというところに所属しています
 
Designグループでは週1回デザインの勉強会を開いており、メンバーが持ち回りで講座を開いているのですが

なんと今回は特別に 株式会社グッドパッチ にて UXデザイナー をされている栗田 透さんを講師にお招きし、
UXデザイン勉強会を開催していただきました!!!
👏🏻パチパチパチ

今回はこちらの勉強会の内容を2つのnoteに分けてお届けしたいと思います


Why? - なぜUXデザインが重要なのか


昨今、あたりまえのように耳にする "UXデザイン" という言葉。そもそもこの言葉が使われ始めたのはなぜでしょうか?

「 モノ 」 の時代から 「 コト 」 の時代へ

そこには業界業種を超えた、社会の大きな変化があります
それが「モノ」の時代から「コト」の時代への移ろいです

昔はテレビといえばカラーテレビ一択だったのが、
今やどこの会社の製品もテレビとしての機能に差はなく
アフターサービスや設置代行などが購入の決め手となるように

目に見える価値が重要で正解が希少な ”モノの時代” から、目には見えない価値が重要とされ正解が過剰な ”コトの時代" に変化していることがわかります

「 プロダクト 」 の時代から 「 サービス 」 の時代へ

コトの時代では消費者が求めるものも大きく変化しています

サブスクなどモノを所有しない生活様式が受け入れられ
パーソナライズ化されることが当たり前になり
ダイバーシティの実現を目指すのが現代の社会

利用状況が複雑化する中では
機能だけを提供する「プロダクト」ではなく、
一貫性のあるユーザー体験(≒UX)を提供する「サービス」が求められるようになりました


How? - どうやってUXをデザインするのか

UXデザインが大切とされる背景は分かりました
では、そのデザインするべき "UX" とは一体なにを指しているんでしょうか

各書籍ではUXをこのように定義しています

こ、こんなにも違う…(最後潔いですね)


UXの定義はひとつに定まっているわけではないようです

ただ明確な定義こそなくとも、
UXデザインの輪郭を掴む3つのポイントがあります

1. ニーズと体験価値の違い
2. ニーズの階層性    
3. UXデザインプロセス   

①ニーズと体験価値の違いとは

参考:UXデザインの教科書

まず、ニーズについて。
ニーズとは、課題が顕在的で、特定の手段で解決できるものを指します。
例えば、スマホの写真をすぐに印刷したいといった、ユーザーが欲している行為そのものです。

対して体験価値とは、課題が潜在的で、特定の手段を含みません。
「スマホの写真をすぐに印刷したい」と感じているユーザーが求める体験価値はその場で家族や友人と思い出を共有すること

体験価値を導き出すことで、印刷という手段以外に「AirDrop」「写真共有アプリ」など新たな解決方法のアイデアが浮かぶことがあります。

このように、UXデザインとはユーザーの体験価値を見出し、それを実現するための行為をつくりだすことが中心的アクションになります


②ニーズの階層性

出典:UXデザインの教科書

先ほどニーズと体験価値は違うんだよとお伝えしましたが、まったく別物というわけではありません

例えば、
「カーナビで迷わず正確に目的地を設定したい(ニーズ)」
↓ なぜ?
「目的地まで迷わず辿り着きたい」から
↓ なぜ?
「車でスムーズに移動したい」から
↓ なぜ?
「子どもと一緒に海に出かけたい」から
↓ なぜ?
「子どもと一緒の時間を過ごしたい」(本質的ニーズ)

こんな風にニーズの「そもそも、なぜ?」を突き詰めていったとき、最上位に位置するニーズ(=本質的ニーズ)は体験価値とほぼ同じ意味に捉えることができます

③UXデザインプロセス

UXデザインにおけるプロセスはざっくりと4つの段階を踏みます

①探索
どんなユーザーに、どんな体験価値を提供するのか突き止める

②コンセプト設計
対象ユーザーの体験価値を実現するコンセプトや、理想の体験を設計する

③反復的な検証
コンセプトや理想の体験を具体化した試作品をつくり、対象ユーザーに何度か試してもらい検証することで確度を高める

④具体物の作成
検証結果を反映し最終的な成果物を作成する

しかし定義と同様、UXデザインを行う上でのプロセスはさまざま存在します。自分や自組織、自己プロダクトに最適なプロセスの設計を見つけることが重要です。


What? - 明日から何をするべきか

プロセスごとの具体的な手法については
勉強会note #2 コチラの記事をご覧ください


最後に

拙い文章をここまでお読みいただき
ありがとうございました ;  ; (おつかれさまでした)

そして栗田さん、貴重な学びと貴重なお時間を
本当にありがとうございました✨

"デザイン"と名のつく領域ではありますが、
デザイナーだけに限らず、なにかを介して世の中に価値を届けるお仕事をされている方には、学んで損のない分野であると強く感じました

ぜひこのnoteが誰かのUXデザインを学ぶきっかけになれたら幸いです


栗田さんおすすめのUXデザイン初学者向け書籍📗


もっとずっぷりUXデザインの沼にハマりたい方はコチラもおすすめ📘




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