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「役割の違いはあっても上下関係はない」デジプロでの仕事の進め方・考え方とは?#デジプロのオープン日報

こんにちは!DIGIPRO DAYS編集部です。

エン・ジャパンでは日報の文化があり、全社員がその日の学びを言語化することで、学びの共有を行っています。

この記事では「オープン日報」として、デジプロ社員の日報から抜粋をして、学びの共有をさせていただければと思います。

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プロダクトを成長させる目的のために、役割の違いはあれど、上下関係はない


本日のMTGにて、デジプロの本部長から受け取った上記の言葉について記載させていただきます。

意志決定や普段の業務の進め方として、一般的に事業部長や部長、それに準ずる役職の人がいて、その人たちが業務を依頼して、部下の人たちがそれ通りに進めていく、いわゆるトップダウン場合も少なくないでしょう。

一方、デジプロでは、このようなトップダウンではなく、「役割の違いはあっても、それは上下関係ではない」としています。

今回は、このデジプロの仕事の進め方の背景や、プロダクトをグロースさせる上でのメリットについて紹介します。

※もちろん、事業のフェーズや会社の風土などによるので、トップダウンが悪いわけでも、時代遅れというわけでは全くありませんし、それでうまくいく場合も多いと思います。あくまでも、デジプロでは、トップダウンではない方式をとっており、そのメリットが大きいという一つの事例として記載しております。

専門性の高い人たちが対等に協業し合うことで、プロダクトが磨かれる

デジプロでは、PdM(プロダクトマネージャー)・WEBマーケター・データアナリスト・カスタマーサクセスなど専門性を持った様々な職種の人が、目標に向かって、プロダクトに磨きをかけています。

ここで、大切な観点は、各領域について最も詳しいのは、その領域を担当している職種の人ということです。

つまり、各領域の担当者の視点から、プロダクトの成長に必要な施策を考え、議論を行うことで、プロダクトの成長につながるのです。

各領域の専門家と書くと、聞こえは良いですが、責任感もあります。常に自分がその領域の視点から、プロダクトや、その先のユーザーについて一番に考えていなくてはなりません。また、他の領域の専門家と議論できるだけの知識もつける必要があります。

もちろん、この担当者に就くことについて、年次は関係ありません。
新卒入社数ヶ月の社員が担当になる場合もありますし、年次が上の社員、部長などの役職者などに対して議論を行う機会も少なくありません(※しっかりサポートはありますので、ご安心ください!)

この適度な緊張感が、ユーザーファーストのプロダクトを生み出す秘訣のひとつになっています。

協業によってプロダクトが磨かれていく。ただ、最終的に決めるのは、その領域の担当者

上下関係が無い場合、意志決定は誰がどのように行うのか、疑問に思われるかもしれません。

それは、先述した各領域の専門家(職種)になります。

たとえばプロダクトの機能開発について一番考えていて、詳しいのはPdMなのだから、最終的な意思決定はPdMが行います。

同様に、マーケティング施策について、一番詳しいのは、マーケティング担当者のため、最終的な意思決定はマーケティング担当者が行います。

一方で、ここまで書くと、
「セクショナリズムが働くのではないか?」
「自分の領域のだけ関心を持つようになるのではないか」
そのように思われるかもしれません。

デジプロでは、そのような事態も起こりにくいです。

毎週行う該当プロダクトの定例MTGでは、各担当者から施策の相談があり、他の担当者から意見を募ります。そして、MTGやslack場で、議論をしたり、アイディアをブレストすることが良く行われています。

これらで出た多角的な意見によって、プロダクトが磨かれていきます。

ただ、「自身の領域の業務だけでも忙しいはずなのに、なぜ他の担当者の相談にも乗るのか?」と疑問に思われるかもしれません。

これは、関わっているプロダクトについて、同じ目的・目標を共有しているからです。

担当プロダクトの理念や、今後目指している姿を関わる全員で共通認識を持っており、それに寄与する、つまりプロダクトの成長につながるのであれば、良いという考えが根底にはあるためです。

(もちろん、他のプロダクトの機能がアップデートされたり、マーケティング施策が進むことなどで、自分の担当領域にもメリットがある、という理由もあります)

そして、繰り返しになりますが、相談の結果、意思決定を行うのは、各領域の担当者になるのです。

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今回は、デジプロの組織風土・仕事の進め方について紹介しました。

私も中途入社してきた当初、デジプロの、このトップダウンではない仕事の進め方に驚きました。

ただ、
・トップダウンではない
・上下関係が無い
・公平に議論できる
これらを聞くと、理想的な環境だと思い、もちろん仕事は進めやすい環境です。

一方で、他領域の担当者の方と有意義な議論ができるように経験や知識をつけたり、後輩に追い抜かれないように自己研鑽を重ねる必要があるなど適度な緊張感がある環境です。
(この緊張感が、ユーザーファーストのプロダクトを生み出すことにもつながるのですが)

だからこそ、常々私もますます力をつけていく必要があると思うのです。

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

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デジプロで現在、就活生向けに「マーケティング戦略立案とプロダクト改善案の企画」のサマーインターンを開催しています。エン・ジャパンで活躍する現役マーケターやプロダクトマネージャーもメンターとして2日間フルで参加。あなたをサポートするだけでなく、普段社員同士で行うようなレベルで本気でフィードバックを行います。詳細の確認・エントリーは下記ページをご覧ください。


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