数字にニガテ意識のある文系出身の私でも実践できた、ユーザー起点の分析の考え方#デジプロのオープン日報
こんにちは!DIGIPRO DAYS編集部です。
エン・ジャパンでは日報の文化があり、全社員がその日の学びを言語化することで、学びの共有を行っています。
この記事では「オープン日報」として、デジプロ社員の日報から抜粋をして、学びの共有をさせていただければと思います。
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ユーザーの行動に沿って考えることで、必要な数値を浮かび上がってくる
デジプロの仕事をしていると、数字と向き合う機会が多いです。
昨日から、担当領域の応募数の変動について考えるために数字と向き合っていたのですが、仮説を出すためにどこのなんの数値が必要なのか、そしてどんな情報が足りていないのかを考える必要がありました。
ただ、高校から文系として数字とは距離を置いてきたこともあり、数字に翻弄され、絶賛迷子になっていた状況でした。
数学から距離を取っていたり、分析に慣れていない身にとっては、多くのデータの中から必要な要素を瞬時に判断することが難しくなっています。また、データの中の違和感を感じ取る能力も低いです。
だからといって、膨大なデータの中から気合で必要なものを探していても時間もかかるし、最終的には頭が混乱し自分が今何をしているのかまでわからなくなってしまいます。
そのような状況で、本日上司に助けを求めた際に、頂いたアドバイスがあるので共有します。
ユーザーの行動に沿って考える
簡単な例ではありますが、メルマガでの応募数を把握したい場合
のような流れを追っていけばなんとなく把握できます。
そして、この流れはユーザーの行動を考えていくと見えてきます。
このような流れです。
ユーザーの行動に沿って考えていくことで、足りない・必要な数字も見えてくる
上記はメルマガなので、比較的シンプルでイメージしやすいかもしれません。
一方で、サイト内のある特定の行動など複雑な内容を考える際は、多くの数字が出てきて、混乱してしまう場合もあります。
ただ、そのような場合でも行うことは同様にシンプルで、ユーザーの行動に沿って考えていくことです。
どこから遷移をしてきて、どのようなページをたどって、該当の行動を行うのかなどを一つ一つ、実際の画面を見ながら、明確にしていきます。
その過程で、必要になる指標も明確になり、その歩留まりも分かり、課題が特定されていきます。
せひ数字に溺れそうになった際は、活用してみていただけると嬉しいです。
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デジプロでは、どのプロジェクトでも、数字を見て、課題を特定したり、施策を検討したりします。つまり、プロダクトを成長させるためには、数字を使いこなす必要があります。
デジプロでも文系の社員は多いですが、どの社員も上記のような思考法を活用して、自分で分析をして、課題を特定して、施策を行う、といったサイクルを回しています。(上記の日報は一つの例で、他にも様々な考え方があります)
数字と向き合うことは時に苦しいですが、数字を味方につけることで、プロダクトの成長を大きく成し遂げることもできるので、社員も日々向き合い・スキルを磨いています。
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