入社1年目がTably代表 及川卓也さんから学ぶ「はじめてのプロダクトマネジメント」
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入社1年目がTably代表 及川卓也さんから学ぶ「はじめてのプロダクトマネジメント」

プロダクトマネジャー(PM)って職能、聞いたことはあるけど結局何をする人??って疑問に持ったことはありませんか?

★こんな人におすすめ★
・PMになりたい人
・PMについて基本的な理解を深めたい人
・PMっていったい何だ...?と思った人
★こんなことが書いてあります★
・プロダクトっていったい何?
・プロダクトマネジメントって何するの?
・プロダクトマネジメントを行う上ではじめにやるべきことは?

今回、新卒入社17名の研修の一環として、Tably株式会社及川卓也さん小城久美子さんを講師にお招きし、プロダクトマネジメント勉強会(全2回・1回90分、以下PM勉強会)を行いました。講師の及川さん・小城さんは、「プロダクトマネジメント 本」と検索すればトップに出てくる著作「プロダクトマネジメントのすべて」の共同著者でもあります。プロダクトマネジメントの決定版とも評されるこの本を執筆されたお二人が、我々ひよっこ社会人のために・・・とても光栄で贅沢な180分でした✨

(恥ずかしながら勉強会後に知ったのですが、及川さんはあのNHKの超人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演されていました!何かの分野で有名になりたい!と思っている皆さんは一度は出演を夢見たことありますよね笑)

実はこのnoteを執筆している私も、プロダクトマネジャー(=PM)がどんな職能か、知ってはいるけど理解はできていないような感覚だったので、今回の勉強会は大変学びある時間となりました!

それでは内容に移る前に、まず自己紹介からさせていただきます。

自己紹介

わたくし、エン・ジャパンに今年2021年春に入社した穴井陸と申します。デジタルプロダクト開発本部で、『エン転職』『engage』などのプロダクト開発に取り組んでいます。

今回は、そもそもPMとは?レベルの根本的な部分からプロダクトマネジメントにおける考え方まで、勉強会で学んだことを少しご紹介できればと思っています!

1. "プロダクトの成功"を定義する3つの指標

プロダクトマネジメントを行う上で、まず「プロダクトとは何か」を理解しなければいけません。

プロダクトってよく聞くけど、結局何だっけ?ひとことで答えようとすると難しいですね。正直あんまり考えたことなかったです。

及川さん曰く、プロダクトとは「市場に提供され、なんらかの個人や団体の需要を満たすもの」

簡単に言えば、誰かの役に立つものであればそれは全てプロダクトなのです。今この記事をご覧になっているスマートフォン、PC、タブレット、どれもプロダクトですね!

そしてその"プロダクトの成功"の定義は、

1-① ビジョンの実現
1-② 事業価値の最大化
1-③ 顧客価値の最大化

の3つであり、それら全てが実現されてこそプロダクトの成功だと及川さんはいいます。

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とはいえ、事業価値の最大化と顧客価値の最大化を両立させるのって難しいよな~と日々感じます。サービスの改善施策を考える上で、「これはユーザーのためになる施策だ!」というアイデアが思いついても、収益につなげることができない、ということが多々あります。逆に「これは収益性の観点で大きく貢献できそう!」という施策を思いついても、よく考えるとユーザーに不利益をもたらしうるもの、ということも。何度も施策立案のいったりきたりを繰り返していて、とても大変です。

ただ、「"両立に向き合う上で抱く葛藤"こそが、自身の"人間成長"につながる」と信じ、向き合い続けることに大きな意義を感じて、日々精進しています。

2. プロダクトマネジャーとは"ミニCEO"だ

「プロダクトとは何か?」「プロダクトの成功とは?」が頭に入った上で、ようやく「プロダクトマネジメントとは何か?」について学んでいきましょう。

プロダクトマネジメントとは、端的に言うと"プロダクトを成功に導くために考えること"です。

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プロダクトを成功に導くために考えるっていったって、一体何を考えたらいいんだ?という疑問は、PM未経験者なら誰しも感じることではないでしょうか?

ここに関して、及川さんは下記の3つだと答えます。

2-① プロダクトにより事業価値と顧客価値の最大化
2-② プロダクトの事業、技術、UXの全てのプロセスに携わる
2-③ 組織横断的なプロダクトチームを率いる

そして、これらに対して"責任"を持つ人をプロダクトマネジャー(=PM)というのです。つまりPMとして、ビジネス、UX、技術の3つの領域において組織水準以上の知識と技術を持つ必要であるんだと思ったのですが、というわけではない。と小城さんは言います。

PMとして、3つの領域において自身はどこに強み、弱みがあるか理解し、その上で足りていない領域に誰を巻き込むかについて検討できる人員配置力と、組織横断的なチームを率いる統率力が必要である、ということですね。

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このような責任と役割を担っているプロダクトマネジャーという職能は、ミニCEOだ。とよく比喩されます。

CEOとの役割には大きな差はあるものの、両者に共通して求められているものは、プロダクトの成功のために必要なことすべてに目を配り、こだわり抜くことだと及川さんは言います。

3. プロダクトの全体像を捉える「エレベーターピッチ」

プロダクトマネジメントを行う上で、まず最初にやるべきなのはプロダクトの全体像を捉えることです。

そのために、今回はエン・ジャパンの既存プロダクトであるエンゲージを題材に、ワーク形式で「エレベーターピッチ」を考えてみました。

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実際に行ってみると、同期内でもプロダクトの価値に対する認識がそれぞれ違っていて、議論がかなり白熱しました。笑

社内でもこれだけ違うということは、自社が考えているプロダクトに対する価値と、顧客が感じているプロダクトの価値を一致させることは、もっと難しいんだろうなと思いました。

このワークショップを経て、私は、プロダクトの全体像を捉え続けるために、PMとしてやるべきことは具体的に2つあると考えました。

3-① 自社内でのプロダクトの「価値」を定義し、組織方針を定める
3-② 顧客が感じているプロダクトの「価値」を問い続け、刷新していく

社内でプロダクトに対する価値の認識がズレていると、今後プロダクトを成長させていく上での議論があらゆる方向に飛んでしまい、集約されません。

まず、届ける側がプロダクトの価値に対して共通認識を持つために、PMがプロダクトの価値を定義し、組織の動きを標準化するべきだと感じました。

また、冒頭でも話したように、プロダクトは受け取る側であるユーザーの役に立つことが前提です。ユーザーがプロダクトに対して真に求めているニーズを常にキャッチし、その都度プロダクトをブラッシュアップし続ける必要があると感じました。

-まとめ-

今回、及川さんによる第1回PM勉強会を開催していただきました。
社会人1年目のひよっこな私たちでもわかりやすい形で初歩的な部分から段階的にご説明いただき、大変分かりやすい勉強会でした。

また、ワーク形式にて実際のプロダクトに対する認識の違いを目の当たりにしたため、座学で感じる以上の腹落ち度を体験しました。

勉強会後、タイムリーなことにkindleで「プロダクトマネジメントのすべて」が半額で売っていたので、見つけて即購入しちゃいました!

次回は、プロダクトを届けるユーザーに焦点を当て、プロダクトマネジメントという仕事についてより解像度を上げて書ければと思っています~!

それではまた!

楽しい毎日を過ごせますように
エン・ジャパン株式会社の企画・開発部門、デジタルプロダクト開発本部(通称デジプロ)が運営する公式noteです。私たちの知識や経験、普段の仕事の様子など、みなさまのお役に立てる形で情報発信していきます。