
グロースを行う上で大切にしたい「目的志向」
こんにちは!デジプロデイズ編集部です。
エン・ジャパンでは日報の文化があり、全社員がその日の学びを言語化することで、学びの共有を行っています。
この記事では「オープン日報」として、デジプロ社員の日報から抜粋をして、学びの共有をいたします。
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グロースを行う上で大切にしたい「目的志向」
デジプロの業務のひとつを担っているのが「プロダクトのグロース」です。
デジプロはプロダクトの開発を行いますが、もちろん開発して終わりではなく、プロダクトのグロースも担っていきます。
グロースの目的はプロダクトによって様々ですが、
・応募数を増やす(求職者向けサービス)
・求人作成数を増やす(企業向けサービス)
・会員登録数を増やす(求職者・企業向けサービス)
などがあります。
多くの場合、ひとつのプロダクトに対して、上記目的に沿って、いくつかのプロジェクトに分かれて進行していきます。
その際に、各プロジェクトで意識しておく必要のあるのが、「目的志向」です。
細分化されると、目的や全体像が見にくくなる
目的に沿って分かれているのだから、目的を意識するのは当然ではないか、と思われるかもしれません。
もちろん、その通りなのですが、気を付ける必要があるのが、大きなプロダクトのグロース目的から、プロジェクトごとの目的への落とし込み方です。
たとえば、プロダクト全体として応募数を追っているとします。
その上で、メールマーケティングとサイト内施策のプロジェクトに分かれるとします。
多くの場合は、全体の応募目標数から、メールとサイトに振り分けられると思うのですが、振り分けられた途端に、各プロジェクトではその数字への意識が強くなってしまう場合が多いです。
もちろん、各プロジェクトで数字を追うのは大切ですが、分けられてしまったゆえに、プロジェクト間での連携などの案が出にくくなってしまう可能性もあります。
例えばメールマーケティング経由で、サイトへの訪問を促すことで、サイト内での応募につながるかもしれません。また、サイト内で見てもらった求人を、メールで再度送ることで、メールでの応募につながるかもしれません。
このように、プロジェクトに分けれていった途端に、各プロジェクト内での最適化に思考がいってしまう場合も多いと思います。
大切なのプロダクト全体視点での「目的志向」を持つこと
大切になるのは、プロダクト全体視点での「目的志向」です。
各プロジェクトでの目的に応じてグロース施策を考え実行しつつ、プロダクト全体で追っている目的に、どのように貢献できるのかを考えていくとよいでしょう。
その際に、プロジェクト内だけで考えていても案は出てきにくいかもしれないので、他のプロジェクト含め該当サイトに関わるメンバーで話していくのも良いかもしれません。
全てのプロジェクトで目線をあわせて話していくことで、相乗効果が生まれ、各プロジェクトでの成果向上になり、結果的にサイト全体の成果の大幅向上につながっていく可能性もあります。
最後に
本日は、グロースを行う上で大切にしたい「目的志向」についてお話ししました。グロース担当の方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
最後に、デジプロでは新卒・中途ともに採用を強化中です。
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