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1日でも早く即戦力になりたくて。ウェブ編集、未経験だった私が実践したたった一つのこと

突然ですが、初めての仕事を任されたとき、みなさんはどうしていますか?
「思ったよりうまくいかなかった経験」ってありませんか?

やる気はあるのに、空回りしてしまったり。
足りない部分が多すぎて、何から学べばいいか分からなくなってしまったり。

今日は、私が失敗をつうじて学んだ「初めての仕事で1日でも早く成果を出す方法」をお伝えできればと思います!

こんな人におすすめ!
・編集・ライターなど、文章を書く仕事をしている人
・異動や転職などで、初めてのことにチャレンジする人
・任された仕事でなかなか成果を出せず悩んでいる人
こんなことが書かれているよ!
(1)2倍速で成長するための「フィードバックおかわり法」
  ・1記事につき3~4パターンの原稿を作る
  ・10時間かけて100%を目指すより、3時間で50%のものを
  ・フィードバックは「つまり」と噛み砕いて次に活かす
(2)初めての仕事に取り組むとき大切にしたい3つのこと
  ・「できない自分」を認める
  ・常に「オーナー」である意識を持つ
  ・最初はとにかく量

同じ「書く」仕事。できると思っていた

申し遅れました、エン・ジャパンで編集・ライター、コンテンツ制作を担当している長谷川です!

2015年に求人サイト『エン転職』のコピーライターとして中途入社し、今年で6年目。2年前よりデジタルプロダクト開発本部に異動し、コンテンツ制作チームの一員に。ほどなくして、ウェブメディア『キャリアハック』の編集・ライターを任されることになりました。

ウェブ記事の編集経験はゼロ。とはいえ、ずっと文章を書く仕事をしていたこともあり「いけるいける!」と謎の自信に満ちていた我……

しかし……これがぜんぜんダメだったんです(@_@)

書いた記事はすべてボツ。最初の1ヶ月は、自分の書いた文章がサイトに載ることはほぼありませんでした。

やばいいぃぃぃいっ!と焦った私がやったことは、たった一つ。とにかく「フィードバックをもらいまくる」ということです。自分の中では「ダメ出しのおかわり」と表現しています(笑)。


1記事につき3~4パターンの原稿を作る

少しでも多くフィードバックをもらうために、1つの記事を何回も書くよう徹底。編集長への原稿提出は最低でも5回。フィードバックをもらったら指摘部分を微修正するのではなく、すべてイチから書き直す。そうやって、1記事につき3~4パターンの原稿を作るようにしました。

初めてのことって、じつはできなくて当たり前で。だからこそ、フィードバック(ダメ出し)の総量を増やし、トライアルの機会を2倍3倍にすることが大切なのかもしれません。

10時間かけて100%を目指すより、3時間で50%のものを

何度も書き直す時間を確保するために、初稿提出の時間を宣言してしまうのもおすすめです。私は原稿制作にかけられる時間をだいたい4分割し、そのうちの1割の時間で初稿を書き上げるようにしていました。

自分の中に良い記事を作るための「モノサシ」や「引き出し」がないうちは、一人でうんうん悩んだりこだわったりしても時間のムダです。コツを掴むまではスピード重視で素早く他者の目を入れ、高速でPDCAをまわしながら100%に近づけていくのがいいかなと思います。

フィードバックは「つまり」と噛み砕いて次に活かす

もらったフィードバックはそのままにせず、案件ごとに振り返りの時間をつくりました。たくさんの具体的な指摘から共通項をみつけ、「それってつまりこういうこと」と抽象化して自分自身の課題に落とし込む。次の案件では、その課題を潰せるようにする。うまくいかなかった理由が自分で言語化できないときは、上司に壁打ちをしてもらうのもおすすめです。

これらを繰り返した結果……
・3ヶ月目以降、編集長の大幅修正はほぼゼロに
・初稿の精度が上がったことで、担当本数を1.5~2倍にできた
・記事の作り方が分かったことで、早期に「編集」も任せてもらえた


「できない自分」を認めよう

この経験を通して強く感じたのは、初めての仕事に取り組むときには、まず「できない自分」を認めることが大切ということ。「自分は大丈夫」と周囲に頼らず一人で進めたり、ヘンなこだわりを出したり、過去の成功体験に固執したりしていては、前に進めないとわかりました。

独りよがりにならず、周囲の人から少しでも多くの声をもらう。もらったアドバイスは選り好みせずぜんぶ素直に実践する。いいなと思ったことはどんどん真似する。どんな仕事においても、どれだけ社歴が長くなっても、できない自分を認めてダメ出しをおかわりできる人でありたいです。

常に「オーナー」である意識を持つ

また、初めての仕事には「オーナー意識」も大切だと気づきました。任された仕事の大小やポジションに関わらず、サイトやコンテンツ、プロジェクトの「責任者」として業務に取り組む。オーナー意識がないと「言われたことをこなすだけの人」になってしまい、できることが積み上がっていかないからです。

「自分はこのサイトをどうしていきたいのか」「ユーザーにどんな価値を提供したいのか」。常に主体者として考え、行動を起こしていくことが周囲からの信頼や次の仕事につながっていくのかなと思います。

最初はとにかく「量」

そして最後に元も子もないようなことを言いますが……まずはとにかく「量」をやることが、やっぱり大事ですよね!!(☆0☆)最初は多少負荷をかけてでも、数をこなすことがいちばんの近道ではないでしょうか。


以上、「できない自分を認めてフィードバックをもらいまくったら2倍速で成長できた話」でした!

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※ちなみに……ここまでつらつらと『キャリアハック』のお話を書いてきましたが、現在は採用支援ツール『engage(エンゲージ)』のコンテンツ制作を担当しています。導入企業さまへのユーザーインタビューを通して、engageの魅力を発信中です!

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