解けない課題は、解けるまで分解してみる#デジプロのオープン日報
こんにちは!DIGIPRO DAYS編集部です。
エン・ジャパンでは日報の文化があり、全社員がその日の学びを言語化することで、学びの共有を行っています。
この記事では「オープン日報」として、デジプロ社員の日報から抜粋をして、学びの共有をいたします。
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解けない課題は、解けるまで分解してみる
データアナリストとして、事業課題を特定する際に、どこから、どのように、手をつければ良いか、考えれば良いか、分からなくなる事態に陥ってしまうことがあります。
そのような際にどのように考えていけば良いのかについて簡単に伝えられればと思います。
具体的に改善できる指標にまで落とし込む
たとえば、「応募数が減少している」という事態を解決したいとします。
「応募数が減少している」というのは、確かに課題ですが、これでは、どこから、どのように手をつければ良いか分かりません。
このような事態に陥った際は、解ける段階まで、分解をしてみることが大切です。
「●●の指標を、▲▲まで上げる」
というように、具体的な指標にまで、落とし込むことです。
たとえば、
「求人閲覧からの応募CVRを、5ポイント上げる」といったイメージです。
こうすることで、具体的な施策に落とし込みやすくなります。
ファネルで歩留まりを見つけ出す
ただ問題なのは、この指標をどのように見つけていくのか、です。
ここで必要になるのが、「ファネルで考えること」
たとえばですが、
会員登録→プロフィール入力→求人閲覧→応募などとファネルをひくことで、どの箇所に歩留まりがあるのかが明確になります。
そうすることで、会員登録→プロフィールまでに多くの離脱があるので、ここを●%上げる、などと課題を見つけ、施策を立てることができます。
(ファネル分析の行い方などは、世の中に多くの記事が出ていますので、ぜひ調べてみてください)
まとめ
デジプロで取り組む多くのプロジェクトは、KGIを達成するために、何かの課題を解決する必要があるものが多いです。
その際に、どこから、どう手をつけるか分からなくなってしまう事態を防ぐために、
ファネル分析→課題のファネルを見つけて解決できるレベルにまで落とし込む
ことを実践してみていただけると良いのではないでしょうか。