プロダクトの成長をデータから支えるために。データ分析の2つの観点 #デジプロのオープン日報
こんにちは!DIGIPRO DAYS編集部です。
エン・ジャパンでは日報の文化があり、全社員がその日の学びを言語化することで、学びの共有を行っています。
この記事では「オープン日報」として、デジプロ社員の日報から抜粋をして、学びの共有をいたします。
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プロダクトの成長をデータから支えるために。データ分析の2つの観点
デジプロにはデータサイエンスグループという部署があり、
データサイエンティスト・データアナリストが在籍しています。
データアナリストは各プロダクトにプロジェクトメンバーとして深く入っていき、データの視点からグロースに寄与していくのが役割です。
今回は、日々データの集計や分析を行う過程で感じた、大切な二つの考え方について記載します。
本当にそのデータを出す必要があるのか、随時目的に立ち返る
各プロダクトにはKGI(最終目標)やKPI(中間指標)があり、それらの達成状況や、その要因が分かるようにデータの可視化を行っています。
毎回のMTGで、それらの数字をチェックして、目標達成に向けて動いています。
一方で、以前は必要で出していたけれど、今は必要なのかどうか分からない指標、何の参考になっているのか分からない指標が混ざっている場合もあります。
プロダクトを取り巻く環境は日々変わっており、特に中間指標は、その時々で変わっていき、新しいものを追加してく場合も少なくないです。
その過程で、必要なくなってしまったデータも出てくる可能性もあるのですが、案外「今まで出していたから」とか「一応見ておこう」で、そのまま出し続けている場合もあります。
もちろん、必要になるタイミングもあると思いますが、、不要なデータが混ざっているのはノイズにしかならないですし、そもそもデータ分析や集計に充てられる時間は有限です。
データアナリストも目標を追っているプロジェクトメンバーの一員なので、時間を優先度の高いものに有効に使っていくという意味でも、定期的に「出す必要があるデータかどうか」は見直していくのが良いでしょう。
現状が、データをじっくり見て熟考するべき場面なのかを考える
上記で述べた内容とも重なりますが、プロジェクトには期限が決まった目標があり、データアナリストの時間は有限です。
たとえば今月の目標達成がギリギリだった場合、その目標との差をうめる方法について、データ分析を通じて示唆を出して、仮説検証を進めていくことが必要になります。それも、より早いスピードが求められます。
データを見ていると、ついつい熟考したくなる場面が少なくないですが、「今本当にそれを深く考える場面なのか?」を目標に照らし合わせて、考えていくことが大切になります。
まとめ
今回はデータ分析を行う上で、意識したい二つのポイントを紹介しました。
よろしければ参考にしていただけると嬉しいです!
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