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Twitter×Zoomの生配信ってどうやるの?初のTwitter公開取材を終えたキャリアハック編集部に聞いてみた

『アフターデジタル -オフラインのない時代に生き残る-』の主著者である藤井保文さんをキャリアハックがTwitterで公開取材?!その舞台裏に迫ります。

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はじめに

めっっっっっっちゃくちゃスゴくないですか?!これ。
2019年3月の販売開始以来、累計6万4千部を突破している本の主著者である藤井保文さんを取材。それだけでもスゴいのにTwitterで取材を生配信?!
形容する語彙力をかっさわれました。

他社のメディアが行っていてもスゴいと思いますが、自社のメディア、それも同じ部署の方々が運営するメディアでの実施。親バカならぬ、自社バカだと自分でも思いますが、すげぇイケてる。

はじめに(改)

ご挨拶が遅くなりスミマセン。デジタルプロダクト開発本部 プロダクト企画開発部の中川です。簡単に自己紹介させて下さい。

2017年に新卒でエン・ジャパンに入社。中途求人メディア事業部(エン転職を主に扱う部署)に配属され、コンサルティングセールスとして中小企業に対して、採用・教育・評価に関する支援を2年間行っておりました。その後、社内公募制度(※)を利用して現部署に異動。現在は、ミドルの転職・AMBIの2サイトの企画・開発・運用に携わっています。

(※)社内公募制度・・・社員の異動によって組織強化をしたい部門が、社内で人材募集を行なう人事制度。社員は応募前に上司に相談する必要なく、自ら希望して応募することができます。また会社にとっても、活躍人材の発掘や組織活性化といったメリットがあります。キャリア開発の一環として、エン・ジャパンが大切にしているキャリア制度です。

そんな僕の所属するデジタルプロダクト開発本部には、Webメディアの企画・運営を専門に行う、クリエイティブスタジオという組織があります。そのクリエイティブスタジオが運営するWebメディアのひとつが、キャリアハックテック業界で働く人のためのメディアです。

そのキャリアハックの新企画が今回のTwitterでの公開取材。Webコンテンツのパラダイムシフトを肌で感じました。そこで、本企画の舞台裏をキャリアハック編集長白石に突撃インタビュー。

「実際、Twitterの生配信ってどうやってやるの?」「そもそもなんでTwitterで生配信したの?」「より良いコンテンツにするための工夫は?」など、今回のチャレンジから得た学びを惜しみなく教えてくれました。動画コンテンツの活用や生配信を少しでも考えている人のお役に立てると嬉しいです!

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(LIVE配信中にLIVEでいじられる、愛され編集長白石)

【0】そもそもなぜTwitterで取材を生配信したの?

キャリアハックの読者の多くがTwitterユーザーであり、記事の多くがTwitterを経由して拡がっているため。FacebookでもYoutubeでも良かったが、キャリアハックのユーザーとの親和性が高いということでTwitterを選んだそう。

公開取材は、3つも良いことがあるとか。

①公開取材終了後、すぐにTwitterアカウントにアーカイブが残るので、ストックコンテンツとして価値を発揮し続ける。
②取材動画を編集して、Youtubeなどの動画サイトにアップすることで、また違った拡がりを創ることが出来る。
③公開取材を見た方が、「どんな記事に仕上がるんだ?」と記事の公開を楽しみに待ってくれる、結果として記事が拡がりやすくなる。

僕はドンピシャで③。どんな記事に仕上がるのか、生配信が終わった瞬間から楽しみになっていました。記事公開が待ち遠しい!

【1】Twitter生配信 -設定編

なんでも生配信の設定が意外に大変なんだとか。インスタライブはポチっとボタンを押せば出来ちゃうので、そんなものかな~と、僕は呑気に考えていました。が、実はそうでもないと。今回の公開取材で利用したツールは下記3つ。

- Periscope(URL)※LIVE配信ツール
- Zoom(ブラウザ版)
- Twitter

これら3つを連携させることによってTwitterでの生配信を実現。ただ、その連携がなんともややこしく、キャリアハックチームは、ネットの記事を参考にしてもなかなか上手くいかず困ったみたいです。

そこで編集長白石が生配信のための設定方法を大公開!

キャリアハック編集部がやったやり方としては、
まずTwitterライブをしたい「Twitterアカウント」と「Periscope」は事前に連携。Periscopeの「Producer」をクリック。「新しいソースを作成」からストリームURLとストリームキーを取得しておく。

▼「Zoom(有料版)」ブラウザ版で開く
▼【ミーティングにて(詳細)】クリック
▼【ミーティングのライブストリーム配信を許可】にチェック(Twitterライブは「カスタムライブストリーム配信サービス」選択)
▼ページ上部「ミーティングを設定する」をクリック
▼ミーティングを保存
▼ページ下部「カスタムライブストリーム配信」の「ライブストリーム設定を行なってください」をクリック
▼下記を入力します。
 [ ストリームURL ]
 → Periscopeの「Producer」→「新しいソースを作成」
 [ ストリームキー ]
 → Periscopeの「Producer」→「新しいソースを作成」
 [ ライブストリーム配信のURL ]
 → https://www.pscp.tv/account/ アカウント名

※Zoomでのライブ配信は有料版のみ(2020年5月13日現在)

【2】Twitter生配信 -準備編

「どういう立て付け」でやるか?は大切なポイントになりそうとのこと。オンラインとはいえ、ウェビナーなのか、交流会なのか、イベントなのか。キャリアハックではあえて『公開取材』という「ちょっと覗き見感覚で見れる/聴ける」というライトな立て付けでの実施に。

ただ、公開取材だと事前に大きなテーマが決まっているとはいえ、取材を進めいていく中で深堀していくトピックスが随時変わっていく。そうすると、ちょっと覗き見しに来た方が内容をキャッチアップするのは中々難しいことが想定される。

そこで今回は、Power Pointを活用。取材の内容に応じてトークテーマをリアルタイムで更新。ふらっと立ち寄った人でも、今何を話しているのかが分かるとても親切な工夫ですね。

取材風景(スライド2)

実際に、Twitterにはこんなお声も。

なんでもこれは、エン・ジャパンから転職された方に教えて貰ったTipsだそうです。活躍のフィールドを変え、違う会社で働いていても仲間として支援し合える関係、とても素敵ですね。

【3】Twitter生配信 -本番編

準備段階で生配信の形式を決めたなら、色々と欲張らずに決めたことをやり抜く。今回で言うと、公開取材形式だったのでTwitter上にハッシュタグで感想や質問が寄せられていても、取材が終わるまではノータッチで進める。

ここで変に、取材途中でTwitterのタイムラインにまで手を出していたら、視聴者は「何を見せられているんだ・・・?」と、混乱してしまう。生配信でやること/やらないことを決めることも大切だと、振り返って強く感じたそうです。

また、何か作業をしながら公開取材を音声だけで聞いて、興味関心の強いパートのみ集中して聞いていたというユーザーも多かったとか。次回再度チャレンジする際は、[耳だけで参加しているユーザー]もイメージして取り組みたいとのこと。

おわりに

変化が激しく予測困難な時代だからこそ、実際に行動に移してチャレンジしていくことが大事だと、インタビューを通じて強く思いました。

「前例のないTwitterの公開取材。チャレンジしてみたこと自体が成功だと思っていて。失敗しても、大恥かいても、そこから学んでより良いものを作り上げ続けていくことが大事だよね。」

そう話す編集長白石は、Zoom越しでもワクワクしており、チャレンジそのものを楽しんでいるということがヒシヒシと伝わってきました。

ここまでお付き合い下さりありがとうございました!少しでも、動画コンテンツや生配信をしてみたいなと考えている方々のお役に立ち、チャレンジに向けて背中を押せたのならばとても嬉しく思います。

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最後に、デジタルプロダクト開発本部では一緒に働く仲間を募集中!
今回の様なチャレンジは大大大歓迎される風土です。気になる方は是非、採用ページもチェックしてみて下さい!

では、またどこかでお会いしましょう!


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